『外界への旅人 1』 1/5

 突然、白熊亭の扉が開いた。目を向けると、いかにもゴロツキといった風貌の男たちが立っていた。そのうちの二人には見覚えがある。何かといえば問題を起こしているこの町のゴロツキグループの一員だったはずだ。
 そいつらは店内を見回すと、事もあろうにうちの客、ラシェルに向かって卑猥な言葉を投げかけた。彼女は特に表情を変えなかったが、よく見ると頬が引きつっている。私は一つため息をつくと磨いていたグラスを置き、静観を決め込んだ。

GM:では、始めます。
GM:君たちはいつものように酒場で食事をとっている。ラシェルも一緒だけど、ジルはジルパパに呼び出されて今はいない。
セシリア:「やっぱり、シーフギルドには上納金とか納めないと不味いの?」バンデルスに相談してます。
バンデルス:「あ〜、そうだなぁ。やっぱり、顔出しや上納金くらいは納めないと、身動き取れないぞ。」
セシリア:「じゃあ、暇見つけていかないとねぇ…」
GM:そんなことを話していると、酒場の扉が押し開けられ、柄の悪い男たち、いわゆるゴロツキが入ってくる。ゴロツキたちは酒場を見渡すと、ラシェルに目を止める。
セシリア:一瞥するだけでバンデルスのほうに顔を向けます。
GM:ゴロツキ「ここにいやがったか、くそエルフ! さっきはよくもやってくれたな! 裸にひんむいて、**かまして、俺の***(以下自主規制)」
セシリア:「何かやったの?」興味なさそうにラシェルに振ってみます。
GM:ラシェル「(それには答えず)ウィル・オ・ウィプス」
セシリア:「ま、不味いって…」慌てて止めに入ります。
ウィン:「ま、町中で使いますか?(汗」
バンデルス:「この、阿呆が!」(サンダルでラシェルを張り倒す)
GM:ラシェル「ふん、私に暴言を吐いたのが間違いなのよ!」
バンデルス:「……(無言でラシェルにもう一発)」
GM:ゴロツキ「熱っちゃぁ! て、てめぇ、ゆるさねぇ!」
ライアス:「いや、やっぱりお前さん達といると飽きなくていいな〜」と言いつつ武器を手に取ります。
セシリア:(ごろつきに)「ちょっとまった!」
GM:ゴロツキ「?」(立ち止まる)
ウィン:「えっと…一応彼女仲間なんですよ」魔術の杖見せて 「古代語魔法の威力…知ってますか? 一言唱えただけで、呪いが降りかかりますよ」(はったり)
セシリア:「あんたらが酒場の中でぎゃあぎゃあ喚くから、落ち着いて話も出来ないじゃない! 表でなさい、表! 私が相手になってやるわ」
セシリア:ところで、ごろつきは何人ぐらい居ますか?
GM:あ、言い忘れてました。4人です。一人はウィル・オ・ウィプスで火傷を負っています。
セシリア:そいつに駆け寄って、「大丈夫?大丈夫よね!」といってキュアウーンズ
セシリア:「まあまあ、姉さん。貴方は間違っていなくても、やった事は間違ってるわ。一般人に魔法は使っちゃいけないって、ね、だから抑えて」
GM:ラシェル「ふっ、そうね、私が手を下すまでもないわね。セシリア、お願い。ねっ?」と言って、背中を押す。
ウィン:「…(こ、この人は)(汗」
バンデルス:「それでなくてもお前さんはエルフだ。もう少し、異種族を見る目ってものを考えろ。今の行動で、勘違いしたやつもいるぞ? んでもって、そんなのとつるんでる俺らも妙な目で見られる羽目になるじゃネぇか。」
バンデルス:「……(さらにもう一発サンダルスマッシュ)。少しは反省しろってんだ。」
GM:ラシェル「突然入ってきて、人前で口にできない暴言を吐くようなヤツに容赦する気はないわね」
バンデルス:「あったく、エルフってのはもう少し優雅だとおもってたんだが……ラシェル、お前さん見てると、がさつの塊って認識に変えないとまずいように思えてきたぞ。」
GM:ラシェル「プライドが高いのよ。私に対する侮辱を見過ごすことはできないわ」
バンデルス:「それなら、口で応戦すればイイじゃねぇか。すぐ暴力に訴えるのは、頭のたらねぇヤツのすることだぜ。プライド? んなもんドブにでも捨てちまえ。そんなもん持ってると、ろくな死に方しねぇぞ」
セシリア:他にお客さんは?
GM:ほかに客はいない。マスターはゴロツキのことを知っているのか、口を出そうとしない。
セシリア:男たちの様子はどうですか?
GM:男たちは、攻めあぐねている、と言った感じだね。
セシリア:マスターは我々の味方? ごろつきの味方? 無関心? 雰囲気だけでも。
GM:マスターはゴロツキにうんざりしている様子だね。ラシェルを追い出さなかった、と言うことで察してください。
バンデルス:「現に、こうしていらん厄介事を引き起こしてるじゃネぇか。」
セシリア:「いい、姉さん。姉さんにはまだ分からないかもしれないけど、人間の社会では魔法の力ってのはそうそう人前で見せていいものではないの。それに言葉に暴力で反抗するなんて、今回ばかりはバンデルスが正しい、としか言えないわ。」
セシリア:「それからバンデルス、そんなに頭ごなしに言ったらきける話もきけないでしょうが!」
ウィン:(ごろつきに)「えっと…とりあえずお引き取り願えませんか?」
GM:ゴロツキ「……はっ(我に返って)、、そ、そういうわけにはいかねえ。オレたちゃ、そっちの姉ちゃんに用事がるんだ!」
セシリア:「あんた達は少し黙ってな!」
GM:ゴロツキ「(こ、怖えよ、あの姉ちゃん)」
ウィン:「…ラシェルの説教もですが、とりあえずこの状態をなんとか…(汗」
バンデルス:「じゃあ、そっちはまかせた。(ぽんとセシリアの肩を叩く)」
GM:ゴロツキ「やい、てめぇ、表に出やがれ!」(びびりながらも、ラシェルを指さす)
セシリア:「ちょっと待ちなさいよ! 私は置いていかれるのが一番腹が立つのよ!」
ウィン:どうしようもなくなって、とりあえず紅茶を一口飲む。紅茶すすりながら(ライアスに)「はぁ…どうしましょう?」
ライアス:「どうするって…、なんかもう殴った方が早くないか?」
ウィン:「ああっ…聞いた人を間違えた…(汗」
GM:ごろつき「や、やい、俺らを無視するんじゃない!」
セシリア:「ちんぴら!話ならこの私が聞いてあげるわ、文句ある!?」といってチャザの聖印をだす。
GM:セシリアを見て、ゴロツキたちは一歩退きます。「お、おい、あの姉ちゃん、もしかしてあれじゃねえか?」「ああ、言葉の変わりに拳で説教をすると有名な……」
ウィン:苦笑い浮かべながら「…(ある意味間違ってませんね)」<言葉の代わりに
セシリア:「だ・か・ら、表で私が聞いてあげるって言ってんじゃないの。行くわよ。」
セシリア:「ほら、あんた達も」ライアス&ウィン
GM:ごろつき「ふ、ふん、きょ、今日の所はこのくらいで勘弁してやらぁ、邪魔したな」 マスター「邪魔すぎだ、もう来るな」
GM:ゴロツキはセシリアにびびって、とりあえず、退散したみたいだね。
セシリア:「マスター、塩、塩」(笑)
GM:マスター「ほいほい、たっぷりまいとくれ」
ライアス:「う〜ん、惜しかったな〜。ところであれはなんだったんだ…?」
バンデルス:「ラシェル、ひとつイイ話をしてやろう。ムショで聞いた話だ。」
バンデルス:「山村部では、魔法ってのはなかなかお目にかかれるもんじゃない。故に、魔法ってヤツは万能、ってイメージがある。」
バンデルス:「近くに、エルフが住み着いたその村は、とある時疫病にかかった。次々と死んでいく村人を前に、村は恐慌状態になった。」
バンデルス:「そんとき、村はどうしたと思う? ある程度友好関係にあったエルフを、村に病を持ち込んだとか、呪いをかけたとかで、焼き殺したのさ」
バンデルス:「それだけ、よそ者を見る目ってのは、厳しいんだよ。ひん剥かれて磔獄門になりたくなかったら、少しはおとなしくするんだな。」
セシリア:「で、姉さん。バンデルスの話を聞いてどう思う?言い方は野蛮だけど言ってる事は間違っちゃいないわ」
ウィン:「あなたはエルフですからね、その外見はよけいに目を引きますし」
バンデルス:「お前さん達エルフはどうだか知らないが、人間は群れて生活する種だ。故に、群れに脅威となる存在は、全力をかけて排除にかかる。さっきのごろつきどもがそうだな。」
セシリア:「まあ、私たちも同じようなもんだけどね」肩をすくめる。
GM:ラシェル「バンデルス、あんたの含蓄ある話はよくわかったわ。でもね、あたしは腕力ではかなわないの。接近されたらおしまいなのよ? その辺も考えて欲しいわね。喧嘩になったら、先制攻撃、それ以外に勝つ方法はないの」
バンデルス:「……ああ、そういうことか。わかったよ。結局、お前さんは俺らを信用してない、仲間だと思ってない、そういうことだな。さっきも言ったように、人間は群れて生活する。仲間の危機なら、助けようともする。」
GM:ラシェル「そういう訳じゃないけど、今まで一人でやってきたからね……。」
バンデルス:「セシリアや、ウィンの行動、見たらわかだろうよ。」
GM:ラシェル「うぅ、バンデルスがいじめるの……セシリア、ウィン助けてぇ」
セシリア:「まあまあ姉さん。バンデルス、貴方のそういうものいいには賛成できないわ」
バンデルス:「ああ、悪いね、俺は学が無いモンでな。」
セシリア:「姉さんは人間社会にまだなれていないだけ、そう悪く言うものじゃないわ」
バンデルス:「慣れてないから、厳しい言い方するんじゃねぇか。いつでも、失敗から学び取れるような殴り方をしてくるヤツらばかりじゃないのは、セシリア、お前さんだってわかるだろう。」
セシリア:「もう少し言い方ってものがあるでしょう?姉さんも頭に血が上ってたのよ。まあ、私は嫌いじゃないけどね、あんたのストレートな物言い」
セシリア:「確かに、姉さんはもう少し人間社会に慣れる必要があるわね。でも、それまでは私たちが出来る限りサポートしていく、それでいいじゃない。私たちが姉さんから学ぶ事も多いはずよ。」
GM:ラシェル「まあ、今回は少し私が大人げなかった、ということでいいわ」
ウィン:「さて…ところでそのサンダル、どこから出したんです?」
バンデルス:「ああ、この前ラシェルへのツッコミ用に買った(笑)」
GM:ラシェル「バンデルス、できればもう少し痛くないものでツッコミ入れてくれると嬉しいんだけど……」
セシリア:「きっと姉さん次回はハリセン用意してくるわね(笑)」
ライアス:「マスター、飲み物追加してくれ〜い」(傍観中)
GM:マスター「はいよ」
セシリア:「ところで、何があったの? なんであんな連中に絡まれてたわけ?」
GM:ラシェル「あたしに心当たりはないわよ? 知ってたら、対応も変わったわよ。顔会わしたとたん、今から性的犯罪を犯します、と宣言されたんじゃね」
セシリア:「じゃあ、いったい…」マスターのほうを見ます

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